行政書士は難易度が高い資格?

行政書士は難易度が高い資格?

行政書士の合格率は平均7%前後

行政書士は難易度の高い資格だと言われます。その合格率は平均して7%前後。同じ国家資格の中でも、看護師のように合格率が90%の資格も存在していることを考えると、これは非常に低い数字と言えます。行政書士の資格取得を目指す方にとっては、この数字はとてつもなく高い壁のように思えるかもしれません。法律系資格なのだから、行政書士の難易度が高くなるのは仕方がない、と嘆いてしまいたくなります。しかし少し視点を変えれば、まったく別の解釈もできるということをご存知でしょうか。

受験者数の爆発的増加が合格率低下を招いた

行政書士の合格率は、かつてはそれほど低くはありませんでした。にも関わらず、ここまで行政書士の合格率が下がってしまったのは、いくつかの要因があります。ひとつには、マンガやTVドラマの影響です。行政書士をテーマにしたマンガやTVドラマが世間に出たことにより、それまでほとんど認知度のなかった「行政書士」という資格が、にわかに注目されるようになりました。折からの資格ブームも、その追い風となりました。その結果平成11年ごろまではおよそ3万人程度だった受験者が、平成16年度には8万人近くにまで爆発的に増加しました。受験者が増えれば自然の流れとして、合格率は下がります。なぜなら、受験者数がどれだけ増えても、きちんと勉強を続けて試験に突破できるだけの知識を身につけられる人の数は不変だからです。母数が増えるのに合格者の数が変わらなければ、合格率は低くなります。

記念受験する人が合格率を押し下げている

行政書士は非常に間口の広い試験です。「受けたい」と思えば、誰でも受験できます。法学部出身や法律系の仕事をしている人だけが受験資格を持つのではないのです。行政書士試験を運営している一般社団法人 行政書士試験センターのホームページには、受験資格の欄に「年齢、学歴、国籍等に関係なく、どなたでも受験できます。」と明記されています。100歳の老人でも、高校生でも、どんな人でも受けることができます。このように間口の広い試験であるため、軽い気持ちで「ちょっと受けてみようか」と記念受験的に申し込みをする人が少なくありません。

行政書士試験は憲法や行政法(行政法の一般的な法理論、行政手続法、行政不服審査法、行政事件訴訟法、国家賠償法及び地方自治法を中心とする。)、民法、商法及び基礎法学という、数多くの法律知識を問うものです。さらにこれらの法律知識を実務で応用するための応用力を問う問題も出題されます。このような問題に対して、「記念受験的」に受験した人が、ラッキーにも合格水準まで正答してしまい、合格してしまう、ということはまずありません。だから不合格者がたくさん出てしまい、合格率が下がってしまうのです。

合格へのカギは意識づくりと正しい方法探し

行政書士の試験の難易度は確かに高いです。複数の難解な法律書を理解しなければいけないからです。しかし合格率の低さは、その難易度だけから来ているのではない、ということを知っておきましょう。「記念」ではなく「信頼性ある職業の獲得」を目的としなければいけないという意識を持ち、正しい方法で勉強に取り組めば、合格する可能性は飛躍的に高まります。このサイトがその意識づくりと正しい方法探しに役立てれば幸いです。


⇒⇒無料教材をもらって勉強法を試してみる