行政書士の勉強方法
行政書士の勉強では、きちんとスケジュールを立てて勉強することが大切です。スケジューリングでは、勉強期間を理解期、まとめ期、直前対策期の3つに分け、それぞれに最適な勉強を行います。行政書士の資格試験日は毎年11月の第2日曜日です。そこから逆算して、スケジュールを立てましょう。
理解期(勉強開始日)
ぼんやりとでもいいので行政書士試験の全体像をつかみます。まずはテキストの内容をきちんと理解することを最優先します。ある程度理解したら、過去問を解いてみるのも良いでしょう。
まとめ期(9月~)
苦手分野を徹底的につぶします。間違えたところや、あやふやなところは、この時期に集中的に勉強し、しっかりと理解できるようにしておきましょう。併せて、過去問を1日最低20問解きます。
直前対策期(10月~)
本試験日に自分の力が最大限になるように、とことん勉強御続けます。全テキストをくまなく復習します。試験勉強ではこの期間が一番重要で、「直前対策期」にどれだけ勉強したかが試験当日の点数に大きく影響します。多少無理してでも、勉強時間は確保しましょう。アフターファイブは返上して勉強に注力します。
社会人が行政書士試験の勉強をする際、おすすめはスキマ時間の有効活用です。仕事が終わって、家に帰ってから勉強しようと思うと、高い確率で挫折します。疲れてしまって、勉強する気が起きない、というパターンに陥りやすいです。それよりも、通勤時間やランチの時間に勉強しましょう。例えば毎日往復2時間かけて通勤しているとします。この時間を勉強に充てれば、毎日勉強時間を確保できます。またランチの時間に、ご飯を食べながらと、食べ終わってからの時間を勉強に充てられれば、これも積み重ねで大きな力となります。家に帰ってから全く勉強せず、スキマ時間にだけ勉強して行政書士試験に合格した、という社会人は多く存在します。この勉強法は司法書士には使えませんが、行政書士になら効果的です。
